田舎に行ってきました

田舎にある自動車の車検の予約のために行ってきました。

お昼に地元の食堂に行って、久しぶりに「カツ丼」を食べてきました。美味しかった…。

ところで、東京を始め、一般的に「カツ丼」といえば、トンカツを出し汁で卵とじにした感じのものがご飯にのっていますよね。山梨では、こういう「カツ丼」は「煮カツ丼」と言います。

ですから、単に「カツ丼ください」と注文すると、どんぶりご飯に千切りにしたキャベツと揚げたトンカツがのっているものが出てきますので注意してください。東京の人が山梨に来て、カツ丼を注文すると、しばしばびっくりしたり、トラブルになったりするのを見ます。私が食べたのは山梨で言う「カツ丼」です。

カツ丼の話はこのくらいにして、現在、田舎の家は、空き家になっていて、庭は草が茫々、植木の枝が塀の外まで伸びて近所の人から苦情がきたり、ノラ猫のねぐらになっており、先日は、スズメバチが巣を作り始めて近所の人が知らせてくれたので業者を呼んで駆除に行ってきたり、何かと世話のかかる家です。そして、何と言っても、この家、出るんです。先祖代々ここに住んでいたわけではなく、私の子供の頃は出なかったし、ここに住んでいた人で亡くなったのは弟しかいないので、多分間違いなく弟だと思うのです。年末、家人と帰省した時、家人も目撃しています。ですから、独りでこの空き家に泊まるのはいささか勇気が要ります。仮に弟であっても、やはり怖いのです。

それに、風水も良くないのです。悪い風水の見本みたいな家です。父親が風水など一切信じずに建ててしまった家なのです。家を建てた時には父親はすでに衰運していたので、その運のままの家となっています。自分としてはこの家、処分したいのですが、施設に入っている親は処分しないでほしいと言っていて困っています。

でも、首都直下地震などで東京のマンションに不具合が起きて住めなくなってしまった時の待避所としては使えるかもしれません。庭の雑草を刈って畑にすれば自給自足生活もできるでしょう。なので、もうしばらくこのままにしておこうと思います。田舎にある自動車もまあそれほど古くなくまだ使える代物なので、いつでも使えるようにしておくために一見無駄だと思える車検も通しておきます。