唯物論と物心二元論その2

変なものが見える?おかしいんじゃないの?病院に行った方がいいよ、と思われるかも知れません。確かにそうかも知れません。そう言われても仕方がないです。

ただ、そう思われる方は、これ以上このブログを読んでも有益な情報は何もないので、ここでお止めなった方が時間とエネルギーの節約になります。

さて、さらにお話を進めていくと、その現代科学の手が届きそうなギリギリのところが、臨死体験かも知れません。かの有名な立花隆さんは、生前、「臨死体験」という本をお書きになり、さらにドキュメンタリーにも出演されました。そして、臨死体験を研究している最高の科学者たちを取材されました。キュプラー・ロス、レイモンド・ムーティなどなどです。

現代科学は、臨死体験は脳の引き起こす幻覚だと一部の例外を除いて結論づけています。当然、死後の世界はない、とほとんどの高名な科学者たちは考えています。そして、立花隆さんも、その考えにほぼ賛成でした。もう、お亡くなりになったので、死後の世界があるのかどうか、ご本人には明らかになったでしょう。

一部の例外は、ロジャー・ペンローズ博士やスチュワート・ハメロフ博士などの唱える、人間の意識が量子現象であって、人が死ぬと、脳の中の意識という量子現象は宇宙に放出される、とする量子脳理論というものです。この説では、人間の意識が宇宙に放出された後は、宇宙のどこかに存在し続ける、あるいは、別の生命体に結びついて生まれ変わる、としています。もし、宇宙に放出された量子現象である意識が、どこか特定の場所に集まるのであれば、そこが「あの世」ということになるのでしょう。宇宙は11次元あるので、11次元の中のどこかにそういう場所があるのかも知れません。

でも、これは科学理論であるので唯物論的な解釈になります。でも、太古から人間が魂と呼んできたものに対する最先端の解釈の試みであり、私はとても好感が持てます。

新宿、渋谷や六本木などに行くと、私は時々、雑踏の中に変なものが見えます。壁に引っ付いている時もあります。とても怖いです。また、同時にものすごい偏頭痛に襲われることもあります。

こういうものも、きっと幻なんかではなく、量子的な実体があるのではないかと思います。ですから、カメラを通しても見えることがあります。量子脳理論でいうところの人間の量子状態の意識なのかも知れません。でも、人間の形をしていないものも時々見ます。何か自然霊や動物の霊と融合したもののように見えることがあります。量子状態なので、そういう融合とかも起きるのかも知れません。

勝手な解釈ですが、もしかすると、地球の文明はこの数千年のことではなくて、ムー、レムリア、アトランティス、または、もっともっと古い時代から人間のような知的な生命体が存在していて、それが死んだ後も、量子状態の意識がとても強いレベルで存在していて、自然のエネルギーや動物のエネルギーなどを吸収して力をつけたものが、神様とか、悪魔とか、天使とか、妖怪とか、呼ばれるものなのかも知れません。量子状態なので、人間のような完全な物質とは違うけれども、半分物質、半分波動のような存在なのかも知れません。光は、量子ですが同時に波動の性質も持っていますから、そういうものに近い存在なのではないかと思います。光に情報を乗せて転送することができるように、意識という情報がそういう量子状態の存在に乗っかっているのかも知れません。

これは、かなり、というかほとんど唯物論的な解釈になってしまっていますね。それでも、ぶっ飛んだ説ではありますが、物心二元論の説明よりは、現代の唯物論しか信じない「科学的な」人には受け入れられやすいかもと思っています。

続く…