月島の変貌ぶりを感慨深く見る

太田和彦さんの居酒屋番組を風呂上がりにチラ見しました。月島界隈が今日のテーマだったようです。

月島界隈は、タワマンがもう林立して、まるで、SF映画のようでした。昔よく通った岸田屋も今はもうすっかり観光地のようになって連日大賑わいのようです。その昔は、東京の東部に住んでいたので、悪友と東部の居酒屋を飲み歩いたものです。

でも、その悪友も鬼籍に入ってしまったし、私もどちらかというと東京西部に引っ越してしまったので、そろそろ20年くらいは月島をはじめとする東部の良い飲み屋のある街には行っていません。

私のおすすめの月島界隈の訪問の仕方は、まず、日比谷線の築地で降り、一番出口から外に出ます。築地本願寺の前を通って、晴海通りにぶつかったらそのまま左折して道なりに行くと、勝鬨橋が見えてきます。勝鬨橋をゆったりと渡り、渡りきると左手にデニーズがあるので、さらに直進して、西仲通りの交差点を左折して、ぶらぶら行くと、西仲通り商店街に着きます。岸田屋はすぐそこです。

太田和彦さんも「岸田屋が私の居酒屋の原点」とおっしゃっていたけれども、私も悪友に連れられて行ったのが最初で、居酒屋の原点と言えます。

月島のいいところは、路地が残っているところです。墨田区の京島も昔の家並みが残っていて路地がありました。でも、京島の方が月島より早く路地のある風景は消えていくだろうと感じました。ものすごく開発のペースが速いのです。月島も時間の問題ですね。さらに高層マンションが建っていくでしょう。

「多分、俺はもう、月島には行かないな、岸田屋にも行かない。」と独り言を言う自分を発見しました。